99.言ってることとやってることが違う
知らず知らずのうちに、言ってることとやってることが違う場合があります。
例えば「魚や虫の命は人と同じ価値を持っていると思いますか?」と聞くと、「はい」と答える人が多いです。
しかし、よく聞くと魚を食べたり、虫を潰すことに日頃は何の罪悪感も感じていない、という人がほとんどです。
こういう現象が魚や虫に対してだけでなく、人間に対しても行われています。
頭では「悪い事」と思っていても、実際にやってることは違ったり、ということが非常に多いのです。
何故このようなことが起きるかというと、本心から「悪い事」とは思ってないからです。
この本心を見つめていくことが仏教療法の本質なのです。
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