仏教というのは実は非常に「シンプル」です。そしてシンプルであるが故に非常に「奥深い」のです。 例えば、こういう言葉があります。
「3才の童子も知れるが、100才の翁も行うは難し」
例えば仏教では「人を幸せにしましょう」だとか「悪いことはやめて善いことをしましょう」ということを教えます。そうしたほうがいいことは子供でも知っています。しかし、実際に行動に起こすことは大人でも難しいのです。
仏教は行学と言って、行動する重要性を非常に強く説きます。それは頭で知っているだけの世界と、行動して知る世界とは全く違うからです。