45.肉体の病だと思ったら心の病だった
うつや対人恐怖症などの心の病は、最初は心の病だと気づきにくいです。肉体が辛さや痛みを感じるので、肉体に苦しさの原因があると思い込んでしまいます。ですので、体を休めたり、薬を飲んだり、外科的な方法で何とかしようとします。
しかし、幾らやっても改善しないでしょう。心が原因であるのに、肉体を何とかしようとしても意味が無いのです。肉体の辛さや痛みは、心が病んでいる為に、悪影響を与えているのです。
心と肉体は別々ではなく、一体の関係にあります。これを色心不二と言います。 ストレスを感じると、体調を崩したり、疲れやすくなるのも、同じ理由です。
心の病を自覚し、改善していくのが仏教療法なのです。
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