38.意思を強くする方法
人生という広い目で見た時に、頭の良し悪しや知識量よりも、意思の力のほうがはるかに重要です。
頭の良し悪しや知識量だけでは、人生には解決できない問題が多すぎて、とても間に合わないのです。
例えば、意思が強くなれれば、ちょっとやそっとの困難が来ても、振り回されること無く、自分を冷静にコントロールできるようになります。
仏教療法を実践していくと、意思の力も必然的に強くなります。
例えば仏教療法のうちの1つ「目的を知る」もそうです。
目的を持っている人間は、多少の困難がやってきても、何とかして達成しようとする為、必然的に意思が強くなっていきます。
逆に目的が無い人間は、達成しなくてもいいわけですから、頑張ろうという気が起きません。
自利利他にしても自分を知るにしても、結果として意思の力はついてきます。
ただ、1つ注意しておきたいのが、意思を強くする為に仏教があるのではなく、あくまで仏教は「死の解決」という目的の為にあるということです。
この目的に向かうと、「おまけ」として意思の力がついてくるというわけです。
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