28.休んだほうがいいよ?
悩みを抱えて医者に相談しに行くと、「少し休むといいでしょう」と言われる人も多いと思います。
休んで一瞬楽になる人もいるかもしれませんが、治っていますか?
治らない人がほとんどだと思います。
疲れたら休む、というのは一見正しいように思えますが、心の病に関しては実は正しくないのです。
治った人間からすると、理由は明らかです。
休むと楽になるのではなく、逆に苦しくなり、苦しみに立ち向かっていくと、逆に楽になる、という真理があります。
これはかなり奥深い真理なので、中々受け入れ難いかもしれませんが、どんな症状の人にも当てはまります。
例えば、対人恐怖症の人であれば、苦しいからと言って人を避けていると、益々人と接することが怖くなります。
逆に苦しくても人と接するよう努力していくと、怖くなくなっていく、ということです。
対人恐怖症の人に限らず、対人関係全てに当てはまりますし、また人だけでなく、どんな場合でもこの真理は使えます。
この真理が分かれば、症状が治るだけでなく、二度と心の病等にはかかりません。
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