悩んでいるのは君だけじゃないよ 無料相談・お問い合わせ

  1. トップ
  2. 読むクスリ
読むクスリ

208.阿弥陀仏

阿弥陀仏について説明します。
◎阿弥陀仏とは
●阿弥陀とは
サンスクリット語でアミターバと言い、後にアミタとなり、それが音写され阿弥陀となったと言われ、中国語で無量光、日本語では無限の光を持つ方という意味です。
●阿弥陀仏の別名
阿弥陀仏には別名が幾つかあります。
・無量寿仏
無限の寿命を持つ仏である為、無量寿仏とも言います。
・不可思議光仏
考えや想像が及ばない光明である為、不可思議光仏とも言います。
・無上仏
この上無い仏である為、無上仏とも言います。
・十二光仏
阿弥陀仏の光明を12通りで表した呼び方です。
無量光仏、無辺光仏、無碍光仏、無対光仏、?王光仏、清浄光仏、歓喜光仏、智慧光仏、不断光仏、難思光仏、無称光仏、超日月光仏
●阿弥陀仏の位
阿弥陀仏という仏が、どの程度の位の方なのか、それが分かる表現を幾つか挙げます。
・本師本仏(御文章)
あらゆる仏を仏に成さしめた先生の仏である為、本師本仏と言われます。
・諸仏の中の王なり(無量寿経)
全ての仏の最高の仏である為、諸仏の中の王なりと言われます。
・最尊第一(大無量寿経)
最も尊い仏である為、最尊第一の阿弥陀仏と言われます。
●阿弥陀仏の力
阿弥陀仏にはどんな力があるのか、幾つか例を挙げます。
○本願という力
阿弥陀仏の本願力には、全ての人間の死を解決をさせる力があります。
○光明という力
仏教では、光明は力(念力)を表し、大きく2つあります。
・調熟の光明
遍照の光明とも言い、大宇宙の全ての衆生に降り注いでいる光明です。人間の雑毒の善を宿善に変える等、求道者を前進させる力です。
・摂取の光明
一念で死の解決に救い取る光明です。調熟の光明で宿善を厚くし続け、最後に摂取の光明で救い取るという流れです。
●阿弥陀仏の認識
阿弥陀仏は絶対の仏なので、相対的な人間の知恵では認識が非常に難しい存在です。
無量寿経には「かの弥陀如来は来って来るところなく去って去るところなし、生なく滅なく過現未来にあらざるなり」とあり、いかに認識が難しいかが説かれています。では、全く認識できないのかというとそうでもありません。
○求道中
求道していると知恵が身に付き、阿弥陀仏の存在がぼんやりと認識できるようになってきます。また、阿弥陀仏の念力も感じられるようになります。
○仏凡一体
死の解決をして仏凡一体の身になれば、ハッキリと阿弥陀仏の存在が認識できます。
●阿弥陀仏の象徴
下記の菩薩は実際に存在するのではなく、阿弥陀仏の象徴となります。
観音菩薩:阿弥陀仏の慈悲の象徴
勢至菩薩:阿弥陀仏の智慧の象徴
●阿弥陀仏はどこにいるか
阿弥陀仏は実在する方ですが、どこにいるのか幾つか例を挙げます。
○極楽浄土にいる
地球のように仏が出た地を浄土といいますが、特に阿弥陀仏の浄土を極楽浄土と言い、最上の浄土となります。阿弥陀経には「これより西のほう、十万億の仏土をすぎて世界あり。 名づけて極楽という。その国に仏まします。阿弥陀と号す。今現にましまして、説法したもう」とあり、阿弥陀仏は遥か遠い極楽浄土にいると説かれています。
○心の中にいる
観無量寿経には「阿弥陀仏、ここを去ること遠からず」と説かれています。これは、死の解決をして、仏凡一体となった境地であり、心の中に阿弥陀仏がいる状態を表しています。
○南無阿弥陀仏としている
「南無阿弥陀仏」を六字の名号と言い、この六字そのものが阿弥陀仏となります。
○あらゆる場所にいる
阿弥陀仏は時空を超えた存在であり、あらゆる場所で見聞知(「見ている」「聞いている」「知っている」)の仏となります。
●阿弥陀仏と本尊
仏教において、本尊(根本に尊ぶべきもの)は南無阿弥陀仏の六字の名号となります。
○名号
本尊というと、木像や絵像等、様々な形を思い浮かべると思いますが、名号が正しい本尊となります。「木像よりは絵像、絵像よりは名号というなり」(御一代記聞書)
これは、名号を聞く1つで救われるという釈迦の言葉から来ています。「聞其名号」(本願成就文)
木像や絵像では形に囚われてしまい、阿弥陀仏の姿を正しく認識できなくなるという欠点もあります。
○安置する場所
本尊は、唯一の救い主である阿弥陀仏そのものである為、疎かにできません。安置する場所が必要です。
・仏壇
仏壇は阿弥陀仏を安置する家となります。ですので、求道者は勿論、仏教を尊く思う者であれば仏壇は必要不可欠です。仏壇といってもピンからキリまで様々ありますが、金色であることやお仏花を供えること等、仏壇には「条件」があります。
・携帯用
ペンダントにしたり、携帯して身に付けることも尊い行為となります。
●阿弥陀仏の呼び声
聴聞という言葉は、正確には「聴」と「聞」に分けられ、聞は阿弥陀仏の呼び声を聞くという意味があります。阿弥陀仏の呼び声を聞くことで救われ、これを聞即信の一念の体験とも言います。 ◎阿弥陀仏の本願
全ての仏には本願があります。本願は誓願とも言いますが、約束という意味です。
●法蔵菩薩の誓願
阿弥陀仏にも求道していた時代があり、その頃の名を法蔵菩薩と言います。阿弥陀仏の本願は、正確には法蔵菩薩の時に立てた誓願となります。
●本願の種類
○四十八願
阿弥陀仏の本願は大きく四十八願に分かれます。
○第十八願(至心信楽の願)
四十八願の中で、次の36文字からなる第十八願を王本願と言い、最も重視します。なぜなら、阿弥陀仏の本願のエキスがこの36文字に凝縮されているからです。
「設我得仏 十方衆生 至心信楽 欲生我国 乃至十念 若不生者 不取正覚 唯除五逆 誹謗正法」
要約すると、「我を信ぜよ、全ての人々の死を必ず解決させる」という意味になります。
○三願転入
●最高の本願
全ての仏の本願の中で、阿弥陀仏の本願が最高となります。その理由を幾つか挙げます。
・全ての衆生を救う
衆生とは生き物全てを指し、勿論人間も含まれます。優れた人間だけを救うのではなく、どんな極悪人でも救うというのは阿弥陀仏の本願だけです。
・一念で救う
一念とは、これ以上速い時間は無い、時間の極まりを言います。阿弥陀仏は一念で救って下さいます。
・信ずるだけで救う
阿弥陀仏を信ずる1つで死の解決ができます。
●本願力
本願には力があり、本願力と言います。業に力があり、業力と言うのと同じです。
○他力
阿弥陀仏の本願力を他力とも言います。
●本願成就文
阿弥陀仏の本願だけでは不明な点が幾つかあります。その不明点を、釈迦が明らかにしたものが、以下の本願成就文になります。
「諸有衆生 聞其名号 信心歓喜 乃至一念 至心回向 願生彼国 即得往生 住不退転 唯除五逆 誹謗正法」
・どうすれば助かるのか
聞其名号(名号を聞いて)
・自力か他力か
至心回向(他力)
・信心か念仏か
信心歓喜(信心)
・現在の救いか死後の救いか
即得往生 住不退転(現在)

◎南無阿弥陀仏
「なむあみだぶつ」と読みます。有名な言葉ですが、正しい意味や価値を知っている人はほとんどいません。
●南無阿弥陀仏の意味
「南無阿弥陀仏」を六字の名号と言います。「南無」とはサンスクリット語ナマスの音写で、中国語では「帰命」、日本語では「信ずる」という意味になります。ですので、南無阿弥陀仏とは、阿弥陀仏を信ずるという意味になります。
●南無阿弥陀仏の役割
南無阿弥陀仏の六字には様々な役割があります。
○御礼の言葉
日本語では「ありがとう」、英語では「thank you」と言うように、阿弥陀仏に対する御礼の言葉が南無阿弥陀仏であり、念仏とも言います。
○薬
南無阿弥陀仏の六字は、全ての人間が持っている無明業障の恐ろしき病を治す薬です。
「南無阿弥陀仏と申す文字は、その数わずかに六字なれば、さのみ功能のあるべきとも覚えざるに、この六字の名号の中には、無上甚深の功徳利益の広大なること、更にその極まりなきものなり」(御文章)
・願行具足の南無阿弥陀仏
この薬には、以下の願と行が備わっている為、願行具足の南無阿弥陀仏とも言います。
願:薬の設計図を作成すること。五劫の間、思惟して作られたので、五劫思惟の願とも言う。
行:設計図に沿って薬を完成すること。兆載永劫の間、修行して完成したので、兆載永劫の行とも言う。

無料相談・お問い合わせ