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205.輪廻

輪廻について説明します。
◎輪廻とは
輪廻といった場合、通常は輪廻転生のことを指しますが、それだけではありません。
●輪廻転生
輪廻転生とは、車の輪のように転生を際限なく繰り返すことを指します。
○別名
・六道輪廻
転生する世界が六つある為、六道輪廻とも言います。
・生死輪廻
生まれ変わり死に変わりしている為、生死輪廻とも言います。
・業道輪廻
輪廻は自らの業の結果である為、業道輪廻とも言います。
○六道
六道とは次の六つの世界を指します。
・天上界
六道の中でも最も楽が多い世界です。この世では、芸能界や社交界等、セレブで華やかな世界に相当します。では、苦しみは無いのかというとそうではありません。天人五衰といって、様々な衰えによる苦しみがあります。
・人間界
私達人間が住む世界です。
・修羅界
争いが絶えない世界で、この世では戦争や紛争の世界に相当します。
・畜生界
犬や猫、虫や魚等の世界です。
・餓鬼界
物を食べようとすると火になって消え、食べたくても食べられずに飢え苦しむ世界です。
・地獄界
苦しみしかない世界で、六道の中で最悪の世界です。
○苦の代名詞
かくのごとく、六道はいずれも苦しみの世界です。その為、輪廻という言葉は「苦」の代名詞として使われ、とりわけ地獄の意を表す場合も多いです。
例:「位牌、卒都婆をたつるは輪廻するもののすることなり」
○無始無終
輪廻は、無始無終といって、始めの無い始めから終わりの無い終わりに向けて続いています。
●この世の輪廻
輪廻といった場合、通常は上記の内容になりますが、この世にも輪廻があります。
○この世の六道
大小ありますが、この世にも六道はあります。地獄のような環境にいる人もいれば、天上界のような暮らしをしている人もいます。同じ人でも、苦しい時もあれば楽な時もあります。
○自業苦と惑業苦
苦しい時は悪い事を思いやすくなります。悪い事を思うと、益々苦しくなります。このように、自らの業で輪廻して惑い苦しみ続けることを自業苦、または惑業苦と言います。
●人間界
私達が生きている人間界について、もう少し説明します。
○六道の中で最高の世界
六道の中で1番幸せな世界は、天上界ではなく人間界となります。なぜなら、輪廻から抜け出すことができる世界は人間界だけだからです。
○人間は必ず地獄
全ての人間は、死後必ず地獄に堕ちるというのが、仏教で最も強く説く教えとなります。
●根本原因
輪廻を生じさせる根本原因を説明します。
・阿頼耶識
輪廻する主体を阿頼耶識(あらやしき)と言い、人間の本体になります。阿頼耶識は、一切の業を納める蔵のような心である為、蔵識(ぞうしき)とも言います。この阿頼耶識が、始めの無い始めから、終わりの無い終わりに向けて、形を変え六道を輪廻するということです。
・無明
輪廻を生じさせる根本原因を無明と言います。無明とは疑情とも言い、阿弥陀仏の本願を疑う心です。輪廻の根本原因が疑情であることを表した言葉が、次の一文になります。
「還来生死輪転家 決以疑情為所止」(正信偈)
●解決法
最後に輪廻の解決法を説明します。
○解脱
苦しみの輪廻から抜け出すことを解脱と言います。解脱するには、大きく3つの「難」を突破する必要があります。
1.人間に生まれる難
まず、人間に生まれる必要があります。
2.善知識に遇う難
次に、善知識に遇い仏教を聴聞し、求道する必要があります。
3.死の解決をする難
最後に、求道のゴールである死の解決をする必要があります。
○極楽
輪廻から解脱すれば一切の苦は無くなり、この世も死後も極楽となります。

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