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宿善

宿善について説明します。
◎宿善とは
宿善とは宿世の善業の略です。宿世とは過去世のことで、過去に行った善行為を宿善と言います。
●宿善まかせ
仏教は宿善まかせと言われるくらい、宿善を重視します。なぜなら、死の解決ができるできないは宿善によるからです。つまり、宿善があれば死の解決ができますし、なければ死の解決はできないということです。
●宿善の有無
宿善は目に見えず、数値で表現することもできない為、非常に分かりづらい概念ですが、体験的に感じることはできます。
・自分に感じる
求道すれば、宿善が厚くなる実感があります。
・他人に感じる
全く同じ仏教の話をしても、人によって感じ方が様々です。この違いが生じる原因は、知恵や才覚以外の「何か」であると分かり、その「何か」が宿善になります。
●宿善の厚薄
「宿善がある」といっても、ピンからキリまで厚薄があります。例えば、最大を100として数値で表すと、10の人もいれば50の人も、90の人もいるということです。その人に宿善があるかどうか、また厚いか薄いかは、一見しただけでは分かりませんが、求道心や仏教的なセンス、言動や感じ方等、総合的に観察すれば、ある程度判断できるようになります。宿善の厚い人を頓機(とんき)、薄い人を漸機(ぜんき)とも言います。
○頓機
宿善が厚い頓機の人はほとんどおらず、仏教の歴史を見ても非常に少ないです。しかし、存在するのも事実で、速い人はたった1回の聴聞で宿善開発した人もいます。
○漸機
ほとんどの人は漸機です。ですので、漸機であることを素直に認め、謙虚に宿善を積む心掛けが重要です。そうすれば、やがて頓機の人のように、宿善を厚くすることができます。
◎宿善の特徴
宿善の特徴を幾つか挙げます。
・消えない
一度行った善は消えず、宿善として体に宿ります。
・蓄積する
宿善は蓄積されます。ですので、宿善は増やすことができ、「宿善を積む」とか「宿善を厚くする」と表現されます。
・満杯になる
宿善は、コップに水を注ぐように満杯になる瞬間があります。これを宿善開発(しゅくぜんかいほつ)と言い、この瞬間が死の解決となります。
◎宿善を積む方法
宿善を開発させる為には、宿善を積むしかありません。宿善を積むには善をする必要がありますが、そもそも善とは何かということが分からなければ善はできません。詳細は善悪を知るで説明していますが、幾つか例を挙げます。
・聴聞
仏教では聴聞が強調されますが、それは聴聞が宿善を積む為に、最も有効な手段だからです。詳細は聴聞を知るで説明していますが、聴聞無しに宿善開発はできないと言っていいのです。ただ、真剣な聴聞は間違いなく宿善となりますが、そうでない聴聞はほとんど宿善とはなりません。
・利他
聴聞という行為が前提ですが、基本的に利他行は全て宿善となります。
・開顕
人に仏教を話すことを開顕または真実開顕とも言いますが、開顕は聴聞であり利他行でもあります。
・求道
宿善開発を目指し、宿善を積み続けることを求道と言います。

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