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196.結婚の限界

全ての人が幸せを求めて生きているわけですが、性別によってある程度傾向があります。例えば、男性は「仕事」、女性は「結婚」で幸せを得ようと思っている人が多いです。
仕事については「仕事の限界」で書いてますので、今回は「結婚の限界」に関して仏教的な視点で書きます。

既婚者の方も、結婚したいと思っている方も、そうではない方も、全ての人に以下に書いた「結婚の限界」の理由を考えて欲しいと思います。

1.手段であって目的ではない
結婚も、他の幸せ同様に手段であって目的では無いと説きます。
つまり、学ぶべきものであって求めるべきものでは無いということです。
また、このことが腑に落ちているかどうかで、「幸せが壊れた場合の予防」にもなります。逆に、これが腑に落ちていないと、理想の結婚が出来ている間は幸せでしょうが、そうでない場合は大きなショックを受けたり、「こんなもんだろう」と半ばアキメラ主義となってしまうでしょう。
詳細は「「手段」と「目的」の違いを知る」をご覧下さい。

2.続かない
理想の結婚が出来ている人自体少ないですが、例え出来たとしても、その幸せはずっと続いてくれるものではありません。仏教では諸行無常と言い、この世の一切は常が無い、つまり続かないと説きますが、これは結婚という無形の幸せにも該当します。
ちなみに日本では婚姻率は年々下がり、逆に離婚率は年々上がっています。ここ数年の離婚率は35%前後となっており、3組に1組以上の割合で離婚していることになります。幸せになれると思って結婚した3組中1組が、少なくとも離婚したほうが今よりマシという結論に至っているわけですが、残りの3組中2組は幸せな結婚生活を持続できているのでしょうか。現実には数多くの困難があり、大なり小なり妥協しているというのが本音かと思います。
このように結婚生活を続けること自体難しいものですが、どんな結婚生活でも必ず終わる瞬間があります。それは「死」です。少なくとも一方が死ねば、その瞬間幸せは終わってしまうわけです。

3.年齢
特に女性にとっては出産の問題もあり、結婚適齢期があるでしょう。結婚に対する理想と適齢期等の現実のギャップをいかに埋めるかということに悩んでいる人が多いと思います。つまり、年を重ねるにつれ、結婚できない状態に焦りが増し苦しくなるわけです。

4.老と病と死
若く健康で元気な状態の時は、結婚生活がキラキラ輝いて見えるかもしれません。
しかし、年を取ったり病気になれば介護が必要になります。一時的な介護であればまだいいですが、寝たきりになれば介護するほうにとっては、肉体的にも精神的にも相当な苦痛です。介護疲れを理由に配偶者を殺してしまう、という話も全く珍しくありません。
「老」「病」「死」は全ての人間に避けられない問題で、若くて健康な時期はずっと続くものではありません。「老」「病」「死」の実態を知り、人生という広い視野で結婚を眺めるべきでしょう。

マスコミの影響もあり、特に若い人を中心に結婚を甘く見ている人が非常に多いです。
以上を参考に、本当に結婚して幸せになれるのか、貴重な時間を結婚に費やしていいのか、といったことを真剣に考えるべきでしょう。

また、そもそも結婚自体は善でも悪でもありません。結婚を縁として幸せにも不幸にもなる得るわけですが、ほとんどの人は結婚を「勝縁」と出来ておらず上手く活かせていません。結婚を勝縁とできるかどうかは、「死の解決」という本当の目的を知っているかどうかにかかっているのです。



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