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182.欲と幸せの関係

何か1つのことを極めようと思うと、必ず欲が邪魔になります。
極めようと思わなくても、依存症や摂食障害といった心の悩みを持った人にとっては、生きているだけで欲に苦しめられている状態と言えるでしょう。
逆に、強い欲求が満たされると幸福感も強く感じたりします。
健康体であればあるほど、欲求も強くなる為、欲の強さは健康のバロメーターとも言えるわけです。

このように、欲というのは様々な特徴があります。
生きている限り、欲は切っても切り離せないものですが、「特徴」や「付き合い方」を知っている人は少ないでしょう。
今回は、知られているようであまり知られていない、欲の特徴と付き合い方についてまとめてみたいと思います。

まず、欲は正確には貪欲と言い、煩悩の1つです。
煩悩とは書いて字の如く、煩わせ悩ませるもので、数多くあります。
その中でも特に強い煩悩が3つあり、その中の1つが貪欲なのです。
ちなみに、他の2つは怒りと愚痴と呼ばれるものです。

さらに欲といっても数多くあり、代表的なものが次の5つです。
食欲(食べたい)
財欲(お金等の財が欲しい)
色欲(性欲)
名誉欲(名誉や権力が欲しい)
睡眠欲(寝たい)

他にもありますが、欲には共通して次のような特徴があります。
・欲を消すことはできない
例え肉体の1部を切除したとしても、生きている限り欲は消えません。

・欲は苦しみとなりやすい
欲そのものは善でも悪でも無いのですが、苦しみに転じ変わりやすいという特徴があります。
例えば、欲を満たす瞬間は幸せであっても、時間が経つとその幸福感がなくなっていく、というような具合です。
やがて、寂しさや虚しさを感じたり、苦しさを感じやすくなるということです。

・我慢するほど強くなる
欲は我慢すればするほど強くなります。
「欲が無い」と言う人がいますが、これは欲が満たされている状態だからです。

・我慢するほどコントロールできるようになる
強くなる一方で、欲は我慢すればするほどコントロールできるようになります。
欲求が出てきても、すぐに負けずに、客観的に判断できるようになる、ということです。
逆に、我慢できず、すぐに欲を満たすと、その悪い癖が身に付いてしまい、益々すぐに我慢できなくなります。
いわゆる依存症という状態になるわけです。

・欲は底なし
欲は手に入れれば入れる程、もっともっと欲しくなります。
詳しくは「欲は底なし」をご覧ください。

上記の特徴は、どちらかというと欲のマイナス面を書いていますが、次のようなプラスな面もあります。

・ヒロイズム
英雄主義とも言いますが、これは名誉欲の成せる業です。
人が見ているからこそ、いつもは出てこない力が湧いてくるわけです。
例えば、1人で勉強や仕事をしていてもはかどらないが、カフェや図書館等、多くの人がいる場所だとはかどる、という経験はないでしょうか?
これは名誉欲が刺激されており、やる気が出るというプラス面に働いている例です。

・健康の証
健康だからこそ欲が出ます。
逆に、欲が無いという状態は、肉体か心のどちらかが不健康とも言えるわけです。
欲はどんな人間にも生まれた時からあり、死ぬまで消えることが無い以上、「上手く」付き合うしかありません。
特徴を知っているか否かで、幸せになれるかどうかに大きな影響を与えますので、熟知して欲しいと思います。

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