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170.「継続は力なり」と言われる本当の仕組み

「継続は力なり」
有名な言葉ですが、仏教的にも非常に意味深く、重要です。
また、心の悩みを改善する為にも、必須というレベルの内容です。

「最初は大変だったことが、慣れると楽にできるようになった」
このような経験は多くの人がしたことがあると思いますが、この言葉を表している現象の1つでしょう。

ここで次の疑問を考えてみたいと思います。
「なぜ継続すると力となるのか」
「なぜ慣れると楽にできるのか」

この疑問に対して、仏教的には次のように教えています。
「力」は正確には「業力」のことを指します。
業とは中国語で、日本語では行為という意味です。
人間は日々、心と口と身体で業を造ります。
身体で造る業だけでなく、心や口でも業を造っているという点がポイントです。

そして、その業は体内にエネルギーとなって蓄積されます。
これが業力です。
力という文字があるように、そのエネルギーに引っ張られるわけです。
エネルギーですので、科学の基本法則の1つであるエネルギー保存の法則より消滅せず、存在し続けます。
例えば、アルコール依存の人が酒をどうしても止められないのは、こういった理屈です。
アルコールを今まで飲んできた業が蓄積され、業力となって引っ張っているわけです。
その為、止めようと思っても中々止めれず、悪循環が続いてしまうのです。

ですので、正確には「継続は業力なり」と言い換えられます。
さらに、この言葉は一般的に良い意味で使われていますが、「継続すると業力が強くなる」という事実を表しているだけなので、正しくは善くするも悪くするもその人次第、ということになります。

仏教療法を学び始めて、すぐに改善されない方も多いと思いますが、過去の業が蓄積されてしまっている、という点を知って欲しいと思います。
つまり、20年生きている人は20年分の業が蓄積されてますし、30年生きている人は30年分の業が蓄積されている、ということです。

これを業理論と言いますが、この理論によると年を取るほど悪循環から抜け出しにくい、ということも言えます。
世間的にも、習慣や偏見、固定観念といったものは年取るほど変えづらいと言われてますが、仏教的にはこういう理屈によります。

ですので、1日も早く善い業を蓄積させ、苦しみに引っ張られない業を造る必要があります。
苦しみを生み出さない業、つまり善業を継続して造り続けることで、今度は善業による業力が勝り、今までの悪循環から好転させることができるというわけです。

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