152.病名
こんにちは、代表カウンセラーの菅野です。
今回は病名というテーマで書きたいと思います。
当会には「医者から○○という病名と診断されました」といった相談内容が多いのですが、その病名が非常に多様化しています。
次から次へと新しい病名が誕生しているのです。
例えば、「人が怖い」という状態だけでも、下記のように様々な表現方法があります。
・対人恐怖症
・視線恐怖症
・表情恐怖症
・赤面恐怖症
・広場恐怖症
etc
しかし、表現方法が異なるだけで、根本的には同じことを指しています。
私が聞いたことも無い病名でも、よくよく話を聞いてみると、典型的な対人恐怖症だった、ということもあります。
表面に現れた現象面だけ見ると違うように思える為、多様な病名が付いてしまうわけです。
私が悩んでいた当時も、厳密に病名を当てはめれば、数えきれないぐらいの病名が付いていたと思います。
問題は表面的な病名ではなく、根本に目を向けることが重要なのです。
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