144.悩みを表現する力
こんにちは、代表カウンセラーの菅野です。
当会には様々な相談がされますが、病を治す上で、疑問を適切に表現する、という力も重要です。
例えば、「人を幸せにしてください」とアドバイスすると、初めて聞いた人は次のような疑問を持つはずです。
・なぜ人を幸せにしないといけないのか
・自分が幸せでないのに人を幸せにできない
・人を幸せにするとどうなるのか
・何をしたら人を幸せにできるのか
・人の幸せと自分の悩みがどう関係あるのか
しかし、このような疑問を言葉や文章で表現してくれる人は、あまりいません。
疑問を言語化したりして、相手に分からせるように表現しないと、通常相手はどうアドバイスしたらいいか分かりません。
長くカウンセラーをやっていると、相手の表情等から何を考えているのかだいぶ読み取れるようになりますが、それでも全て分かるわけではありません。
まして、メール相談ではどういう反応を示しているのか、書いてくれないと全く読み取れないわけです。
カウンセラーが読み取れなければ、適切なアドバイスも出来なくなり、結果として悩みは改善されない、ということになってしまうのです。
ですので、悩みを解決したい場合は、悩みを表現する、という点を意識して欲しいと思います。
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