130.努力はベクトル
「努力はベクトルだ」
「今でしょ!」で有名な予備校講師の林修さんが、このように話をしていました。
ベクトルとは「方向と大きさ」の2つの意味を含めた言葉です。
この言葉は心の病を治す上でも、仏教の視点から見ても正しいのです。
何でもかんでも努力すれば悩みが解決できる、というものでもありません。
進むべき「方向性」を知る必要があります。
また、方向性を知っても、小さい努力であれば、あまり進歩がありません。
ですので、正しい方向性を知り、さらに大きな努力をすることで、目的を最短で達成できる、と言えます。
正しい方向性を教えるのが仏教療法の役割であり、その方向に向かって行動するのは、その人自身なのです。
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