122.人間に生まれる確率
こんにちは、代表カウンセラーの菅野です。
当会には日々多くの相談が寄せられますが、「自殺しようとしたけど怖くて出来なかった」といった相談も多くあります。
生きる辛さから、そうしたいという気持ちになるのも分かりますが、人間に生まれる事がいかに困難であるかを知るべきでしょう。
仏教では様々な例えで、この困難さを説いてます。
・盲亀浮木の例え
百年に一度、海の上に顔を出す盲目の亀(盲亀)がいて、さらにその亀の頭のサイズに等しい穴が空いた木が、水面に漂っている(浮木)
その浮木から盲亀が顔を出す確率。
・砂の数の例え
地球上にある全ての砂の数と、手のひらの上にある砂の数を比較して、手のひらの上にある砂に選ばれるのと同じくらいの確率
いずれも信じられない確率ですが、果たして本当でしょうか?
地球上にはアリだけでも一京以上存在すると言われています。
さらに地球上には何百万とも何千万とも言われる種類の生物が存在しています。
これらの数字を参考にしても、仏説が誇張ではないということが分かり、いかに人間として生まれる事が奇跡かと言うのが頭だけでも分かってくるかと思います。
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